こんちは!オレンチです!
2018年7月22日深夜。僕はスケートボードで右足の腓骨脛骨を2本とも骨折してしまい、その経過と体験談を記事にしています。
今回は、
骨折後の歩行を助ける装具についてのお話です。
装具とは
そもそも装具ってなんでしょう?
装具は歩行を助けるもの
装具とは、病気やケガなどにより身体の機能が低下したり、失われたりした際に、その機能を補ったり、患部を保護、サポートするために装着するものです。
僕の場合は当然骨折した右足に装着するものです。
ではなぜ僕の骨折に装具が必要になったか整理してみましょう。
僕の場合、腓骨と脛骨という脚で体重を支える2本の骨が両方とも折れてしまい、右足に全く体重をかけられなくなってしまったために装具を必要としました。
2本の折れた骨を正しい位置に固定するため、2枚のプレートを入れる手術をしましたが、当然すぐには自分の足で歩けるようになりません。
そこで手術後からは松葉杖を使うようになるのですが、少しでも手術した足に体重がかかってしまうと、最悪の場合固定したプレートがズレてしまい再手術となってしまいます。
松葉杖で転ばない保証はどこにもないですし、そもそも相当の体力を要します。
そこで助けになるのが「装具」というわけです。
どうやって使うの?
以下の写真のように、膝の皿の少し下あたりで体重を支えれるように固定して使用します。
飛び出ている部分が、ちょうど膝の皿の下に来るように採寸してあります。
体重を支えるのでかなり強めに固定しますが、クッションが入っているため正面側は特に痛みなどはありません。
ただし、裏側はプラスチックのみだったため、歩くたびに擦れて痛みを感じたため、僕は写真のようにタオルを巻いて使用していました。
足元はどうなっているかというと、体重が骨折部分にかからないように地面から少し浮いた状態になっています。
ここにバネが入っていて、そのバネを調整することで足にかかる荷重をコントロールすることができます。
なぜ荷重をコントロールする必要があるかというと、
骨の再生に合わせて、少しづつ荷重で骨にストレスを加えないと、接合部がスカスカで弱い骨になってしまうんだそうです。
なので先生の指示に従い、経過を見て少しづつ荷重を加えていくことになります。
採寸から到着まで
装具はしっかりと自分の脚に密着させて固定する必要があります。
そのため、すべてオーダーメイドで患者の脚に合わせて採寸します。
僕の骨折の場合、手術が終わったらすぐに採寸できるというわけではなく、骨折の影響で足がパンパンに腫れていたため、ある程度腫れが引いてからの採寸になるとのことでした。
ちなみに採寸ができたのは、手術をしてから約2週間後でした。
そこから1週間ほどで装具が到着し、2018年8月18日に無事退院することができました!
費用は?
装具にかかる費用は全体でおおよそ、
¥100,000
と非常に高価な医療器具です。
がしかし7割は保険が負担してくれるので、ちゃんと申請すれば後日7割分は自分の手元に帰ってきますよ〜!